おれのためだけに生きる。

既婚子なし男性の無理をしない生き方の記録

若者に告ぐ!アラフォーが感じた老化現象20選

アンチエイジングなんて無駄な行為と思っている僕が、アラフォーに突入して実感した身体の変化を発表します。
よく言われているあるあるネタもあれば、
こんなこと聞いてなかった!なものまで。
それではどうぞ!

首・手首・足首が冷える

 これは先輩方からよく聞いていた話。身体の細くなっている部分(首と名のつくところ)は血管が筋肉や脂肪に守られていないので外気温の影響を受けやすく、冷えやすいというのです。
 本当にその通りでした。その結果、・・・

スニーカーソックスは履けない

 スニーカーソックスは足首丸出し。当然冷えます。
 若い頃は一年中スニーカーソックスを履いていました。
 でも、今では冷房による冷えも気になるので、盛夏のごく限られた時期だけしか履きません。
 ハーフパンツや素足サンダルも同様に、着用期間が短くなりました。

枕のあと、靴下のあとが消えない

 これも先輩方からよく聞いた話。
 僕もアラフォーに入ってから本当に消えにくくなりました。
 若い頃はうつぶせ寝をしていても、起きて鏡を見る頃には枕のあとは消えていて、枕のあとがつくこと自体に気づきませんでした。
 ところが、アラフォーになると、朝食後に鏡を見ても、まだあとが残っています。

髪は薄く、いらない毛は濃く長く

 当然、頭の髪は薄く、弱くなってきます。
 しかしその一方で、いらぬ毛は濃く、なが~くなってきます。具体的には、ヒゲ、眉毛、鼻毛、乳毛、へそ毛、チン毛、ケツ毛、すね毛、指毛など
 しっかりした太い耳毛を発見したときは、「コレ、おじいちゃんのやつやん!」と驚愕でした。

乳首の位置が下がる

 筋肉が落ち、重力とともに下がってきたんですね。

 太ももの肉も下がってきて、膝にかかってきました。

よくむせる(嚥下障害?)

 食事中に年配者がむせ返して咳が止まらない姿を見たことがありますよね。
 家族団らんの食事で、お父さんが急にむせ返して、ご飯粒を食卓にまき散らすシーンも懐かしく思い出されます。
 僕は、アラフォーになって自分のつばもうまく飲み込めなくなってきました。運動のあとのがぶ飲みも、おそるおそるです。酢のきいた麺類なんかはもってのほかです。


手のシワ

 手の甲がしわしわになってきました。
 僕は男性なので、顔のしわはそれほど気にしていませんが、水をはじかないきめの粗い手の甲を見て年齢を感じます。

目がくぼむ

 眼球周りのハリがなくなって、まぶたがくぼんできたように思います。
 目尻のしわや目や口の垂れ下がりは覚悟していましたが、目の周りがくぼんできたのは想定外でした。

とにかく眩しい

 なぜか、まぶしさに敏感になってきました。
 なので、運転中などはサングラスを使うようになりました。
 サングラスをかけるおじさん・おばさんのことを、「かっこつけてる」とか、「小金持ちになってブランド品を身につけたくてサングラスをしているんだ」などと解釈していましたが、今では「まぶしいから仕方なくつけてるんだ」とわかります。
 スマホやPC、テレビなどもまぶしいです。

洋菓子より和菓子好きに

 たぶん油分の多い食べ物が苦手になってきたせいだと思います。
 スイーツ好きなのは変わりないですが、アラフォーの僕は、生クリームよりあんこ、ケーキより大福、スイートポテトより芋ようかんです。

睡眠が短くなる

 僕はロングスリーパーなので、睡眠時間がたくさん必要なのは変わらないですが、一度に長時間寝ることができなくなりました。
 若い頃は休日に昼まで寝るのが楽しみでしたが、今は休日でも5時頃に目が覚めてしまいます。
 そのまま起きて朝活をするので、有意義な休日を過ごせていいのですが、せっかくの休日なので、もっと長時間寝たいです。
 最近は昼寝を取り入れて、睡眠時間を補っています。

夕方にはエネルギーが切れる

旅行、レジャーなど、一日アクティブに過ごしたいとき、若い頃は夜まで遊べました。
 今は、はりきって活動的な一日を、と気合いの入る日でも、休憩時間を十分に盛り込んだスケジュールで計画しています。
 デパートの各フロアに喫茶店が入っているのも頷けますね。

言葉が出てこない

 「あのー、あれ。何だっけ?ナントカっていうドラマに出てた・・・、あの人・・・」
 よくあるやつです。
 若い頃もたまにはありましたが、アラフォーになってからは頻度があまりに多いので、思い出そうとする努力はやめました。会話の中に若い人がいれば、たいてい補ってくれます。

自然を愛でるようになった

 35歳のとき、突然苔が好きになりました。それから、石にもわび・さびを感じるように。
 今では、道ばたの苔にも見とれてしまいます。雨上がりの苔とぬれた石は癒やされます。

野菜がうまい

 若い頃は、焼き肉や鍋料理で楽しみなのは主に肉ですよね。
 アラフォーになると、肉は少しで満足。野菜が欲しくなります。
 冬の鍋では、くたくたに煮えた白菜・ネギ・春菊は豚肉よりご馳走です。
 加齢により味覚が鈍くなり、野菜の苦みを感じにくくなるせいだと言われています

指でページをめくれない

 これもよく言われていることです。指先がカサカサです。
 ナイロン袋も口が開きません。スマホも反応しにくくなってきました。
 誰もがいつしか経験すうことなので、いっそ、なめた指でページをめくるのはOKという世の中にしませんか?

丸首の服が似合わない

 シンプルな丸首の服を着ると、なんだか下着に見えるようになってきました。
 年齢を重ねて、首回りや肩周りのシルエットにメリハリがなくなってきたからだと思います。
 アラフォーになってからは、外出の際は、できるだけ襟のある服を選ぶようにしています。

欲しいモノがない

 物欲が低下したことと、ある程度のモノは既に持っているようになったので、若い頃ほど新しく買いたいモノがなくなってきました。
 無駄遣いが減ってありがたいことです。

店員がほぼ年下なので要望を伝えやすくなった

 「この大根、半分にしてください」(スーパー)
 「あったかいお茶いただけます?」(飲食店)
 「何かあったらこちらから声かけます(だからほっといて)」(服屋)
 若い頃はなかなか言い出せなかったことも、アラフォーになって気兼ねなく言えるようになりました。
 店員さんにはご迷惑をかけることもあるかもしれませんが、大抵の要望は快く引き受けてもらえて、そんな店にはまた行こうと思えるので、win-winだと思います。

若者が眩しい

 同じ服を着ていても、何故だか若者の方が輝いて見えまよね。
 甲子園球児なんて本当にキラキラしてます。
 自分が若い頃には、自分が輝いている自覚はなかったのですが、若いだけでなぜか輝くのです。
 若者は今のうちに写真や動画をたくさん撮って、輝きを放つ自分の姿を残しておいた方がいいと思います。

最後に・・・

 いかがでしたか?
 若い頃、人生の先輩方から
 「40になると枕のあとが昼までとれないんだぞ」
 「おばさんは、首と名のつくところから冷えるのよ」
などと加齢に伴う身体の変化について、いろいろと聞かされました。
 
そして、「若いっていいね」「若いうちに・・・」などと、勝手に若さをうらやましがられたりして、
何だか不快な思いになっていました。

若かった僕は、それらの言葉をどこか人ごとのように思っていました。
しかし、37歳あたりから『こういうことだったのか』と実感することが増えてきたのです。


この記事が、アラサー以下の若者諸君にとっての予習になれば幸いです。